沙月恵奈｜人気ドラマAV書評＆作品リスト

2023-05-14

沙月恵奈（さつきえな）さんの演技力

沙月恵奈（愛称：えなち）さんは、2020年9月に配信先行型メーカー「FALENO」の専属モデルとしてデビューしたAV女優です。

身長は152cmと小柄ですが抱き心地の良さげなムチムチボディの持ち主で、小悪魔系のキレカワフェイスとの相性が良いルックスはハマるとクセになる魅力があります。

そのため、個人的にも好きな女優さんのひとりですが、実は演技の方も意外としっかりしているためドラマ作品のレビュー欄には彼女の演技力を評価するコメントも少なくありません（VR作品が多いのも演技力が認められている証拠かと…）。

AV業界入りする前に芝居経験があったという情報は確認できないことから、もともと演技の才能があったのかもしれません（初ドラマ作品でその片鱗をのぞかせています）が、セリフ以外の面（目の動きや微妙な表情の変化など）で芝居ができるAV女優さんは少ないため、今後の更なる演技力の向上が楽しみな女優さんといえます。

特に演技とは思えない嫌がり方は見もの（某インタビューで、ちゃんとストーリーがあると気持ちが入っていけるとのこと）なので凌辱モノドラマ（あくまで個人的な意見に過ぎませんが、どちらかというと責めるよりも責められることで真価を発揮するタイプのような印象を受るため痴女モノはいまいちな作品が多いかと…）を好んで観るような方におススメです。

沙月恵奈：人気ドラマAVリスト＆書評

「FALENO」の専属女優としてスタートを切った沙月恵奈さんですが、専属第7弾作品で初ドラマ（相手役は演技派で知られるベテラン男優・阿部智広氏）に挑戦すると、その後はドラマ作品にもちょこちょこ出演するようになりました。

また、デビュー翌年にキカタン女優に転向したことで本格ドラマを得意とするAVメーカー（アタッカーズ、ながえスタイル…など）の作品にも顔を出すようになり演技の幅を広げていますが、ここでは彼女が主演を務めたドラマAVの中から比較的好評だった作品を中心に随時ピックアップしていきます。

タイトル	メーカー	監督	男優	評価
新・償い7 身代わりになってくれた男に身も心も捧げた妻	ながえスタイル	富丈太郎	染島貢	80点
随時更新…

今作は官能ドラマを得意とするAVメーカー「ながえスタイル」の『新・償い』シリーズで、監督は「ながえスタイル」や「マドンナ」などで監督を務めている富丈太郎氏です。

同シリーズはながえ氏と富丈太郎氏が監督を務めるケースが目立ちますが、ながえイズムを引き継ぐ富丈太郎氏の監督作品だけにドラマ部分がしっかりしているため、骨太の官能ドラマを楽しむことができる作品に仕上がっています。

また、主演の沙月恵奈さんの演技も申し分なく、セリフだけでなく表情や仕草で感情表現しており、抑えた立ち振る舞いで夫以外の男に身も心も捧げていく陰のある人妻役を好演しています。

ただ、良くも悪くも「ながえスタイル」らしい作品なので、あまり真新しさはなく（相手役のAV男優も「ながえスタイル」では常連の染島貢氏）、欲を言えばもう一歩踏み込んだ演出（今作の夫婦仲は良好な設定なので夫婦間のセックスにもう少し焦点を当てるなどの演出があるとより背徳感が増したかと…）などが欲しいところで、そういう意味では物足りなさを感じるところかもしれません。

とはいえ、ドラマとしても十分楽しめる作品なので、この手の不倫モノを好んで観るなら検討してみてほしい本格ドラマです。